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バランスのいい食事 栄養を多種類の食品からをとる

バランスのいい食事

バランスのいい食事 栄養を多種類の食品からをとることです。バランスよく栄養をとるにはどうすればよいかというと、その最も簡単な方法はできるだけ多くの種類の食品をとるということです。

バランスのいい食事 栄養バランスのよい食事こそダイエットの基本

食品に含まれる成分の中には、それ自体はプリン体を含んでいるわけではないけれど、体内で作られるプリン体の量を増やす作用をもつものがあります。

その代表はアルコールですが、たんばく質にも同様の作用があると考えられています。しかし、たんばく質の制限が必要な痛風腎のときなどは例外として、重要な栄養素であるたんばく質を極端に遠ざけていると、逆に体全体の健康を害してしまいます。

また、ダイエットのためにごはんを食べないという人がいますが、穀類にも体を維持するために不可欠の栄養素が含まれています。
ごはんを食べない分、おかずの量が増え、結果的に高エネルギーの食事になつてしまうというケースもあります。

栄養バランスのよい食事を心がけ食生活ではこれが基本であ食品に含まれる成分の中には、それ自体はプリン体を含んでいるわけではないけれど、体内で作られるプリン体の量を増やす作用をもつものがあります。その代表はアルコールですが、たんばく質にも同様の作用があると考えられています。

しかし、たんばく質の制限が必要じんな痛風腎のときなどは例外として、重要な栄養素であるたんばく質を極端に遠ざけていると、逆に体全体の健康を害してしまいます。

また、ダイエットのためにごはんを食べないという人がいますが、穀類にも体を維持するために不可欠の栄養素が含まれています。
ごはんを食べない分、おかずの量が増え、結果的に高エネルギーの食事になつてしまうというケースもあります。
何よりも大切なことです。万病のもとといわれる肥満も、栄養バランスの偏りによって生じていることが多く、栄養の偏りを正すだけで体重が落ちる人は少なくありません。

同じ栄養グループの食品に偏らないように食べる

では、バランスよく栄養をとるにはどうすればよいかというと、その最も簡単な方法はできるだけ多くの種類の食品をとるということです。
食品の中には、病気の誘引になりやすい成分を含むものもあれば、それを食い止める働きをもつものもあります。多種類の食品をとっていると、いろいろな栄養素がとれるだけでなく、たとえば尿酸値を上げるような成分を含むものを食べても、互いに補い合ってダメージを最小限に抑えられるという相乗効果も期待できます。

最近は「1日30食品を目標に」とまでは言わなくなりましたが、少量多品目が理想なのは変わりありません。食品は栄養成分の似たもので6つのグループに分けられます。この6 つのグループからまんべんなく食品を選び、3食に上手に振り分けて食べていると、自然に理想の栄養バランスに近づくでしょう。

ダイエットするときは5群、6群の食品を控えるのがコツ

6つの食品群についてもう少し説明を加えると、1群から4群までの食品は、たんばく質源、ビタミン源、ミネラル源として重要な食品です。どんな場合も、必要量だけはきちんと確保しないと、健康が維持できません。ただし、肉類などは、脂肪の少ない部位を選ぶ、脂肪を落として使うなどの注意が必要です。
ダイエットが必要な場合は、5群の中の砂糖や果物、そして6群の食品を控え、摂取エネルギーをコントロールしてください。

6つの基礎食品群

1群(タンパク質)
魚、肉、卵、大豆製品など
2群(カルシウム)
乳製品、小魚、海藻など
3群(カロテン)
緑黄色野菜
4群(ビタミンC)
淡色野菜、果物
5群(炭水化物)
穀類、いも類、糖類、菓子類
6群(脂肪)
マーガリン、油脂類など
多品目をとるということ

て「1日30食品」とることが提唱されたように、栄養は多品目からとるのが理想的です。参考までに、食品の数え方をあげてみましょう。同じ食品は1日に何回食べても1食品として数えます。朝食でゆで卵を食べて夕食で思う列を食べても卵としてのカウントは1です。外食をした場合、調理済み食品などを買ってきた場合あわかる範囲で素材の数をカウントします。素材がわからないものは全体で1食品として数えます。調味料などはマヨネーズ、ドレシッング、油脂類、、粉類、みそなどエネルギーや栄養の補給につながるものだけを数えます。(しょうゆ、酢、だし、香辛料などは除外します。ただし、多種使用しても数えるのは5種類を上限としてます。

食習慣をストレスなくかえる11のポイントはこちら。

食生活の改善

高プリン体体食品 を知り、上手につき合う

高プリン体体食品

高プリン体体食品 を知り、上手につき合うことが大事なポイントです。何もかもを制限すればいいというのは少し違います。尿酸値を下げるためには、尿酸値を上げる食品とも上手に付き合っていきます。

高プリン体体食品 極端に制限することはないがプリン体含有量チェックは必須

高尿酸血症の治療にあたって、最近は食品でのプリン体摂取をうるさくいわなくなったと述べましたが、だからといって高プリン体食品を好き放題とってもよいというわけではありません。

プリン体は私たちが日常口にするほとんどの食品に含まれていますが、特に多いのは牛・豚・鶏などの内臓類です。これらは総じて高エネルギーで、コレステロールの含有量も多く、過食すれば動脈硬化を促進するなどの心配もでてきます。

プリン体の値はさておき、とりすぎは要注意です。あまり神経質になることはありませんが、プリン体はどんな食品に多く含まれるのか、一応はチェックしておく必要はあるでしょう。

たまに「少量」がプリン体との上手なつきあい方

高プリン体食品を知ったうえで、それとつき合うためのポイントは2つ、「頻度」と「量」です。尿酸値の高い人は焼き鳥のレバーやモツの煮込み、魚介の珍味などを好んで食べる傾向があるようですが、これらはそろって高プリン体。

いくら好物でも、同じものを毎日のように食べるのは感心できません。食卓への登場機会を極力少なくすることと、一度にたくさん食べないように注意することが必要です。

なお、かつおぶし、煮干し、干ししいたけなど、和食の「だし」としてよく使われる食品にも、プリン体は多く含まれていますが、常識的な量でごくふつうにだしをとる程度であれば、プリン体の過剰摂取につながることはまずありません。

プリン体はうまみの三大要素のひとつ

高プリン体食品は極力控えるようにいわれると、食事の楽しみの大半をを奪われるように感じる人も多いかもしれません。確かに、皮肉にもプリン体は、アミノ酸、脂肪と並んで旨味の三大要素のひとつなのです。
だしやスープの旨味はアミノ酸でこってりとした昧を演出するのが脂肪です。そして、3 番目にあげられるのがプリン体というわけです。一般に、珍味と呼ばれ酒の肴に珍重される食品には動物の内臓が多く、あんきも、かにみそ、フォアグラなどにははプリン体が豊富に含まれています。

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プリン体の多い食品 だけ減らしても意味はない

プリン体の多い食品

プリン体の多い食品 だけ減らしても意味はないことを覚えておいてほしいと思います。たとえば、コレステロールの問題などがクローズアップされるようになって以来、卵を敬遠する風潮が見受けられますが、卵は体に必要な栄養素をバランスよく兼ね備えた食品です。

プリン体の多い食品 最近は、プリン体の摂取制限により合併症の予防と治療に重点

現在、日本の痛風患者は約60万人、尿酸値が高めの痛風予備軍にいたっては500~600万人にも達すると推定されています。痛風という病気が他人事ではなくなつた昨今では、「プリン体」という言葉もすっかり耳になじみ、プリン体をカットしたビールが売り出されるなど、プリン体への関心は高まる一方です。

プリン体は体の中で尿酸に変化する物質です。このことから、「尿酸値を上げる食べもの=プリン体の多い食品」と考えられ、尿酸値が高い人の食事では、高プリン体の食品を極力排除することが第一とされていました。

ところが、尿酸代謝の研究が進んだ最近では、ふだんの食生活でプリン体の制限に重点が置かれるようなことは少なくなり、摂取エネルギーを抑えて適正体重を維持する、塩分を控える、栄養バランスをとるといったように、むしろ合併症の予防と治療に主眼を置いた食事療法が基本にてなっています。尿酸値が高い状態を放置しておくと、糖尿病、高血圧、高脂血症などを併発するリスクが高まるからです。

食品のプリン体が及ぼす尿酸値への影響はごくわずか

では、なぜプリン体の制限が食事療法の主流からはずれてきたのかというと、理由としては次のようなことがあげられます。

  1. 食事に由来するプリン体の量より、体内の代謝によって産生・増加するプリン体の量のほうがはるかに多いことが明らかになった
  2. 食事でとるプリン体の一部は腸管内で細菌分解されて消えてしまい、その摂取が全部そのまま尿酸値の上昇に結びつかないことが明らかになった
  3. 尿酸のコントロールに有効な薬が数多く開発された

つまり、食品に含まれるプリン体で左右される体内の尿酸はごくわずかで、食事でのプリン体摂取を徹底的に制限しても尿酸値は10~20% ほどの低下しか期待できず、薬の力を借りたほうが大きな効果が得られるというわけです。

高プリンタ食を敬遠しすぎると栄養バランスを崩す場合も

もちろん、激しい痛風発作を起こしているようなときは、今でも食事でのプリン体摂取を控えるように指示されます。しかし、プリン体を多く含む食品には、良質たんばく質、各種ビタミン、ミネラルなどの供給源となるものがたくさんあります。

尿酸値の高い人にとって高プリン体食品は好ましいとはいいかねますが、必要以上に恐れ、遠ざけていると、「尿酸値」のために体に必要な栄養素まで排除してしまうことにもなりかねません。また、かつおぶしや煮干しなどに多いことからもわかるように、プリうン体は食品の「旨味のもと」にもなっています。そのため、プリン体を制限しすぎると、文字どおり食事が味けないものになってしまいます。これではせっかくの食事療法も長続きしません。

高尿酸血症とプリン体との関係をしっかり理解し、プリン体の多い食品に気をつけながら、全般的な食生活の改善に努めることが何より大切なことといえるでしょう。

食事の質をあげるためには1日に卵1個

コレステロールの問題などがクローズアップされるようになって以来、卵を敬遠する風潮が見受けられますが、卵は体に必要な栄養素をバランスよく兼ね備えた食品です。

物価の優等生といわれるように、価格も安定していますし、利用範囲が広いのも卵の魅力のひとつです。医師から特に制限されているのでない限り、1日1個は卵を食べるようにしたいもの。こうすることによって、食事全体の質がぐんとアップします。

1日に1 、2個程度ならコレステロールのとりすぎにつながることはないと考えられていますが、それでも気になるなら卵白だけを利用し、スープ、炒めもの、蒸しものなどにして食べるとよいでしょう。
1日1個のポーチドエッグ

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