月別アーカイブ: 2017年7月

夜型の生活は生活習慣の乱れの原因に直結する

夜型の生活を続けると本来の生体リズムが崩れてしまう

現代人の生活はとめどなく「夜型」化しています。夜遅くにまで及ぶ残業の常態化、コンビニやスーパーの24時間営業の定着、ほぼ終日放映のテレビなど、社会環境そのものが夜型化を強めていますから、普通に生活しているだけで、夜型人間になっていく危険性があるともいえます。

このままでは早寝早起きなどという言葉は死語になってしまうかもしれません。それはともかく、夜型の生活は健康に悪影響をおよぼすので注意が必要です。
そもそも人間の体は、昼間起きて活動し、夜は休むようにできています。夜型の生活は、この人間の基本的な生体リズムを破壊することになります。人間の体は、昼間は交感神経が、夜は副交感神経が優位に立つことが知られています。交感神経は体を活発に働かせ、副交感神経は逆に休ませるように作用します。

夜、副交感神経が支配的になると、体がリラックスモードに入り、呼吸が少なくなったり、脈拍が遅くなったりします。それなのに、夜型の人はまだ仕事をしていたり、テレビを見ながら夜食を食べていたりするわけですから、これは心身に大きな負担になります。

神経の切り替えがスムーズにいかず、心身の様々なな不調の原因に

そんな生活が進むと、神経の切り替え自体がうまくいかなくなります。副交感神経が優位に立っていなければならない夜中に交感神経が、逆に交感神経が優位に立っているべき昼間に副交感神経が支配的に働くようになっていきます。そうなると、夜中に目がらんらんと輝き、朝は起きられず、昼間はボーッとするようになってしまいます。そんな状態が長く続くけば、仕事や生活に支障をきたすばかりでなく、心身にたまるストレスは計り知れないものになります。

それがまた神経系の異常に拍車をかけ、さらにはホルモン分泌にも異常をきたし、心身にさまざまな障害を引き起こすことになります。

さらに問題になるのは、肥満です。夜型の生活を続けると、どうしても深夜に飲食をすることになりがちです。内臓の働きの悪い時間帯に飲食をくり返せば、エネルギー代謝が十分に行われませんから、脂肪が蓄積されやすくなります。

こうした夜型生活による悪影響は、さまざまな生活習慣病の引き金になる危険性があります。高尿酸血症・痛風も例外ではありません。
すでに述べてきたように、ストレスも肥満も尿酸値上昇の原因になります。夜型の生活に傾いている人は、尿酸億をコントロールするためにも、できるだけ早く「早寝早起き」の規則正しい生活に切り替えるように心がけましょう。

肥満は成人病の要素を抱えた状態

食事や睡眠など、健康的な生活習慣の確立を

規則正しい生活が

尿酸値を正常範囲内にコントロールし、痛風発作を予防するには、とにかく規則正しい生活習慣を身につけることに尽きます。
食事はもちろん、排便、運動、入浴、睡眠などをきちんと習慣化し、健康の維持、増進に努めましょう。

食事や運動に関してはそれぞれの章を参考にして、問題点の改善を図ってください。そのほかでは次のような点に注意し、規則的でメリハリのある生活習慣を確立するように努力しましょう。
起床時間を一定にする前日の就寝時間が遅くなっても、起床時問は変えずに起きます。睡眠不足は翌日取り戻せば問題ありません。休日は、いつもよりゆっくり寝たいところでしょうが、朝寝坊は最小限にとどめ、生活リズムを崩さないように心がけましょう。

朝食を必ずとる
朝食をとることは規則正しい生活を確立するための根幹となる習慣。朝食抜きは生活習慣の乱れの第一歩です。朝はしっかりと朝食をとるための時間を確保しましょう。朝食抜きは肝臓に悪影響
快便習慣をつける
排便が不規則だと、健康への悪影響は甚大です。規則的な生活習慣が、快便習慣にもつながります。朝のトイレタイムを確立し、すっきり快便を心がけましょう。
昼寝をする
会社勤めなどをしていると、なかなか難しいかもしれませんが、昼食後、15~20分、昼寝をする習慣を身につけましょう。横になるだけでもかまいません。それだけで脳の疲労がとれ、心身ともにリフレッシュできます。ただし、1時間以上の昼寝は夜の睡眠に影響しますから要注意です。昼寝、仮眠でリフレッシュする
仕事や家事の合間に体を動かす
ラジオ体操の真似事、ちょっとしたストレッチ、その場で足踏みなど、なんでもOKです。とにかくこまめに体を動かす習慣をつけましょう。軽めの運動が尿酸値を下げる
ゆっくり入浴する
ふだん、シャワーだけですませている人も、たまには湯船につかりましょう。ゆっくり湯船につかって温いやまれば心身ともに心地よく癒され、シャワーでは得られないリラックス& 安眠効果が期待できます。ただし、飲酒後の入浴は、脳卒中などの重大な疾患を招く原因になりますから要警戒です。半身浴がおすすめです
ぐっすり眠る
1日に7時間前後の睡眠時問を確保するように、起床時間に合わせて早めに入浴、就寝するように努めましょう。

湯船につかるだけで驚きの効果が!

今日、ユニットバスの増加という住宅事情や、生活の多忙さのため、風呂に入らずにシャワーですませる人も増えています。風呂とシャワー、どちらも体を清潔に保って気分をリフレッシュできるのだから、同じようなものに思えます。

でも、風呂にはシャワーでは得られないさまざまな健康効果があるのです。風呂の健康効果は、簡単にいうと次の3つです。

  1. 体を芯から温める温熱効果
  2. 細胞の働きを活発にする水圧効果
  3. 浮力で体が軽くなることによるリラックス効果

これらの効果は、いずれも湯船に張ったお湯に体を沈めることで得られるものばかりです。朝だけ、大忙しでシャワーを浴びて出勤するのではなく、前の晩にゆったりと湯船に身をひたす葺からの入浴習慣を大切にしたほうがいいようです。
ゆっくり体を温めてリラックスすることで、ストレスも癒されますし、高い安眠効果も得られます。眠りにつくのに時間がかかる人は就寝2時間ぐらい前に入浴してから布団に入ると安眠しやくなります。快眠のための入浴法

自分に合ったストレス解消を見つける

ちょっとした気分転換でストレスは解消できる

一般的なストレス解消法といえば、趣味やスポーツに没頭することでしょう。仕事ではない遊びの要素をもったものに夢中になれば、右脳が刺激されて心身のリフレッシュ、ストレス解消に最も効果的です。

しかし、仕事中心の生活を強いられている多くの現代人、特に中高年男性にとって、そうした生活習慣は簡単に実現できるものではありません。
だからこそ、簡単にできる自分なりの気分転換法が必要になります。ストレス解消は、日常のちょっとした心づかいが決め手なのです。次のような方法を参考に、自分に合ったストレス解消法を身につけましょう。

散歩をする
休日は家の中でごろごろするのではなく、ウォーキングシューズを履いて散歩にでかけましょう。近所の公園や商店街を歩くとさわやかな気持ちになります。
自然に親しむ
たまには野山をハイキング。自然の中に身を置くだけで心身ともにリフレッシュ。近所の木陰でも十分に効果があります。
音楽を楽しむ
好きな音楽を心ゆくまで楽しみます。これを機会に、押し入れにしまいこんだフォークギターをとり出し、懐かしのメロディーを弾いてみては?
映画を楽しむ
休日の昼下がりなど、映画館に足を運んだりレンタルビデオを借りてきたりして映画の世界に浸りきります。アクションものやコメディー、ラブストーリーなど、気分に合わせて気楽に選んで。
飲む
アルコールの飲みすぎは禁物。休日は香り豊かなハーブティーで気分をリフレッシュしてみては?
食べる
抗ストレス作用の高いビタミンCが豊富なイチゴや野菜、疲労回復効果の高い豚肉やにんにく、梅干しなどを定期的にとる習慣を。
料理をつくる
たまに料理をすると気分転換になるばかりか、段取りを考えたりすることが脳への刺激になります。男性も休日にぜひトライを。
おしゃべりを楽しむ
家族や親しい友人とワイワイガヤガヤやるだけでストレス解消に。無口は健康の敵です。
体を動かす
ヨガやダンスなどを習えばベストですが、仕事や家事の合間に簡単なストレッチをしたり、その場で足踏みをするだけでOK。頭も体もスカッとします。
創作活動
陶芸や俳句、絵など、何かを創造する活動に没頭すれば、最高のストレス解消に。
動物にふれる
動物の柔らかい毛に触れるだけでいや気持ちが癒されます。条件が許せば、ペットを飼ってみては?
読書
肩のこらないミステリーや恋愛小説など、好みに応じて読書を。絵本を読む大人も増えています。

アロマなんかもおすすめです。