中性脂肪 食べ過ぎないことが大事な食習慣

中性脂肪 必要以上に食べない

中性脂肪 食べ過ぎないことが大事な食習慣です。中性脂肪を増やさないために、摂取するエネルギーと消費するエネルギーのバランスを上手く保つのが大事です。

中性脂肪 食べ過ぎない 食習慣ではエネルギーバランスを考える

中性脂肪を増やさないために、摂取するエネルギーと消費するエネルギーのバランスを上手く保つのが大事です。私たち人間が生きていくには、体にさまざまな栄養素が必要なのですが、その中の熱量素である脂質や糖質(炭水化物)、たんぱく質には、特に注意が必要です。

これらの物質は体内でエネルギーとして使われますが、余分なものは中性脂肪として体内に蓄えられるのです。消費エネルギーよりも摂取エネルギーのほうが多い傾向にあり、エネルギー収支の悪さが問題となります。

健康な体の状態を維持するためには、日頃から摂取するエネルギーを意識的に減らし、運動量を増やすことがポイントとなります。また、量は普通に食べていたとしても、現代の食材や食品そのものが昔と比べ高カロリー化していますので、数年前と同じ感覚で食事をしていると、いつの間にかエネルギーが過剰になってしまうのです。

消費エネルギーを増やす

摂取エネルギーを減らそうとして、食事のメニューや食べ方に気をつかうのは良いことですが、消費エネルギーのこともきちんと考えないと、努力がなかなか実を結びません。エネルギーを摂取したら、そのぶん消費していかなければ、たまっていってしまいます。年齢を重ねるに連れて代謝機能が衰えてくることもあり、消費するエネルギーが少なければ、中性脂肪はさらにつきやすくなります。

摂取したエネルギーを消費するのに一番簡単なのは、やはり運動をすることです。中でも気軽に始められるのは、歩くことでしょう。最低でも30分は毎日歩くようにします。15分くらい運動すると汗をかき始めますが、この汗をかく時間以上に運動をしないと意味がありません。

エネルギー過多は病気の原因に

エネルギーの摂りすぎは、高脂血症の原因になるだけでなく、血圧を上昇させ、糖尿病のもとにもなります。さらに、こういった病気は動脈硬化の危険因子で、やがては狭心症や心筋梗塞をおこす可能性が高くなります。

エネルギー量は、「カロリー」という単位で表されます。私たちが健康で過ごすために必要なエネルギーは、それぞれの人の生活活動量によって違ってきます。年齢や性別、身長、体重よって適切なエネルギー量は異なり、職業でも、デスクワークの人と肉体労働の人では異なります。

  1. 肥満: 過剰なエネルギー摂取は、体重増加や肥満のリスクを高めます。肥満は心血管疾患、糖尿病、高血圧、関節痛などの健康問題のリスクを増加させます。
  2. 糖尿病: 高カロリーの食事や過剰な糖分摂取は、インスリン抵抗性を引き起こし、糖尿病の発症リスクを増加させます。
  3. 心血管疾患: 高脂肪、高塩分、高カロリーの食事は、心臓血管系に負担をかけ、動脈硬化や心筋梗塞などの心血管疾患のリスクを高めます。
  4. がん: 過剰なエネルギー摂取により、肥満や糖尿病などが引き起こされ、これらの状態はがんの発症リスクを増加させる可能性があります。
  5. メタボリックシンドローム: 過剰なエネルギー摂取や不健康な食生活は、メタボリックシンドロームと呼ばれる症候群のリスクを高めます。これには肥満、高血圧、高血糖、高コレステロールなどが含まれます。

エネルギー過多は、健康に影響を及ぼすだけでなく、寿命を短くするリスクも増加させる可能性があります。したがって、バランスの取れた食事や適切な運動、健康的な生活習慣の確立は、これらの健康問題を予防するために重要です。

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