肥満は成人病の要素を抱えた状態

肥満に悩む人は大勢いるでしょう。肥満は、さまざまな病気になる要素を抱えている、とても危険な状態なのです。

余分な脂肪が細胞に蓄えられる

肥満とは、脂肪が体に余分についた状態をいいます。体重が多い人が肥満とは限らないし、パッと見で太っているとはいえない場合でも、実は肥満の人がいます。私たちの体では、食事から取り入れるエネルギーよりも普段の生活で消費されるエネルギーのほうが少ないとき、余分なエネルギーが体内に脂肪として蓄えられ、この脂肪のことを中性脂肪(トリグリセライド)といいます。肥満になる原因はおもに食べ過ぎなのですが、肥満は成人病の温床であるといわれています。

肥満の分類

脂肪のつきかたによって、肥満は次のふたつのタイプに分けられます。『皮下脂肪型肥満』と『内臓脂肪型肥満』です。皮下脂肪型肥満は、脂肪が主にお腹や腰まわり、おしり、太ももなどの皮下に蓄積されていて、女性に多い肥満のタイプです。脂肪のついた体型が洋梨に似ていることから洋梨型肥満とも呼ばれます。もうひとつの内臓脂肪型肥満は、脂肪が主にお腹まわりの内臓に蓄積され、中年男性に多い肥満のタイプです。こちらはリンゴに似ていることからリンゴ型肥満とも呼ばれます。

皮下脂肪型肥満の場合は見た目にも太っていることがわかりますが、内臓脂肪型肥満の場合、外見からではわからないことがあり、本人も肥満の自覚がありません。

内臓脂肪型肥満は高脂血症に注意

ふたつのタイプの肥満のうち、内臓脂肪型肥満の人は、皮下脂肪型肥満の人に比べ高脂血症になりやすいことがわかっています。検査をすると、血清脂質の中でも特に中性脂肪の値が高く、善玉コレステロール(HDL)の値が低くなります。また、糖や脂質の代謝異常を起こして血糖値も高くなるので、高血圧や糖尿病にもなりやすいです。

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