夜型の生活は生活習慣の乱れの原因に直結する

夜型の生活を続けると本来の生体リズムが崩れてしまう

現代人の生活はとめどなく「夜型」化しています。夜遅くにまで及ぶ残業の常態化、コンビニやスーパーの24時間営業の定着、ほぼ終日放映のテレビなど、社会環境そのものが夜型化を強めていますから、普通に生活しているだけで、夜型人間になっていく危険性があるともいえます。

このままでは早寝早起きなどという言葉は死語になってしまうかもしれません。それはともかく、夜型の生活は健康に悪影響をおよぼすので注意が必要です。
そもそも人間の体は、昼間起きて活動し、夜は休むようにできています。夜型の生活は、この人間の基本的な生体リズムを破壊することになります。人間の体は、昼間は交感神経が、夜は副交感神経が優位に立つことが知られています。交感神経は体を活発に働かせ、副交感神経は逆に休ませるように作用します。

夜、副交感神経が支配的になると、体がリラックスモードに入り、呼吸が少なくなったり、脈拍が遅くなったりします。それなのに、夜型の人はまだ仕事をしていたり、テレビを見ながら夜食を食べていたりするわけですから、これは心身に大きな負担になります。

神経の切り替えがスムーズにいかず、心身の様々なな不調の原因に

そんな生活が進むと、神経の切り替え自体がうまくいかなくなります。副交感神経が優位に立っていなければならない夜中に交感神経が、逆に交感神経が優位に立っているべき昼間に副交感神経が支配的に働くようになっていきます。そうなると、夜中に目がらんらんと輝き、朝は起きられず、昼間はボーッとするようになってしまいます。そんな状態が長く続くけば、仕事や生活に支障をきたすばかりでなく、心身にたまるストレスは計り知れないものになります。

それがまた神経系の異常に拍車をかけ、さらにはホルモン分泌にも異常をきたし、心身にさまざまな障害を引き起こすことになります。

さらに問題になるのは、肥満です。夜型の生活を続けると、どうしても深夜に飲食をすることになりがちです。内臓の働きの悪い時間帯に飲食をくり返せば、エネルギー代謝が十分に行われませんから、脂肪が蓄積されやすくなります。

こうした夜型生活による悪影響は、さまざまな生活習慣病の引き金になる危険性があります。高尿酸血症・痛風も例外ではありません。
すでに述べてきたように、ストレスも肥満も尿酸値上昇の原因になります。夜型の生活に傾いている人は、尿酸億をコントロールするためにも、できるだけ早く「早寝早起き」の規則正しい生活に切り替えるように心がけましょう。

肥満は成人病の要素を抱えた状態