適量をしっかり守り週に2日連続の休肝日

純アルコールで20グラムが基準、日本酒1合、ビールなら中瓶1本

酒は適量を守って飲むことが大切と、それこそ耳にタコができるくらい聞かされている人も多いことでしょう。

では、アルコールの本当の適量とは、一体どのくらいなのでしょうか。アルコールの適量は、1日に「純アルコールにして約20グラム」と、科学的に割り出されています。

これは、肝臓が約3時間で分解・処理できる量に当たります。もちろん、肝臓のアルコール処理能力には大きな個人差がありますから、この数値が万人に当てはまるわけではありません。

あくまでも平均の数値ということになります。この量の範囲内であれば、たとえば夜の9時に飲み終わると、就寝時処理は終わっている計算になります。これなら肝臓は余裕をもってアルコール処理ができ、就寝中や翌日までフル稼働しなければならないという事態は確実に避けることができます。
飲酒を夜9時までにすることで不快な二日酔いが予防できる
では、「純アルコールにして約20グラム」という量は、実際にはどのくらいになるのでしょうか。各種のアルコールに当てはめると、それぞれ次のような量が「適量」として算出されます。

  • 日本酒/1合
  • ビール/中瓶1本
  • ウィスキー/ダブル1杯
  • ワイン/グラス2杯
  • 焼酎(25度)/コップ2分の1杯弱

週に2日連続の休肝日が肝臓を健康に保つ

これらの量は、よほど酒に弱い人といえるかもしれません。酒豪タイプの人にとっては、まさに「なめる程度」の量といったところではないでしょうか。

しかし、いずれも肝臓が3時間で分解・処理できるアルコール量から計算したものですから、否定したり、無視したりすることはできません。

たとえ酒豪タイプで、自分の肝臓のアルコール分解能力はケタが違うんだという人でも、この量を守っていれば、アルコールに関する限り、痛風をはじめとする生活習慣病の心配はまずないといえます。

アルコールの適量が思った以上に少ないことに加え、のんべえ諸氏にはさらに厳しい追い打ちが待っています。「休肝日」です。休肝日とはご存じのとおり、アルコール類をまったく飲まないで、肝臓を休める日のことです。現在の医続してとるのが望ましいとされています。量を大幅に制限された上に、2日間にもわたる断酒とはという嘆きの声が聞こえてきそうですが、あくまでも科学的根拠に基づいたものですから、しかたがありません。
むしろ、たとえば日本酒に換算して5合、1升と飲んだときのことを想像してみてください。肝臓のアルコール処理能力は平均して1合で3時間ですから、5合で15時間、1升では30時間にもなります。

肝臓は「物言わぬ臓器」と呼ばれ、働き者で知られています。それだけに日ごろから大切に扱っていないと、気づいたときには取り返しのつかない障害を負っていることも珍しくありません。適量と2日連続の休肝日は、肝臓を健康に保つための条件なのです。ぜひ守るように心がけましょう。

運動後のビールは要注意

仲間とスポーツを楽しみ、心地よく汗を流した後、生ビールをクイグイと流し込むのが生きがいという人がたくさんいます。しかし、この飲み方は、尿酸値を急上昇させることがわかっていますから要注意です。スポーツなどで運動をしてエネルギーを燃やした後の空腹状態は、体にとっては一種のきが飢餓状態といえます。脳は、このままでは生存の危機だから、摂取した飲食物はできる限り吸収しろという指示を発しています。そこヘビールを流し込んだら、体は最大限に吸収しようとし、その結果、ふだん飲むヒールよりもアルコール分の吸収が高まり、尿酸値の急上昇につながるわけです。スポーツのあとは、水や麦茶などで十分な水分補給をするように心がけましょう。
悪酔い、二日酔いを避ける水の飲み方

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です