高血圧

高血圧

高血圧 という病気に関する病気です。高血圧とは、血圧が正常値よりも高い状態です。血圧は、心臓から送り出される血液の力によって血管にかかる圧力です。高血圧になると、血管に負担がかかり、動脈硬化や脳卒中などの病気のリスクが高まります。

高血圧 血圧を管理する

血圧は、血管内を血液が流れる時に血管にかかる圧力のことで、最高血圧と最低血圧を測定します。最高血圧とは心臓が収縮して血液を動脈に送り出す時の血圧であり、収縮期血圧ともいわれます。心臓が収縮すると心臓から動脈へと血液が押し出されて血圧が上がります。最低血圧は心臓が拡張して血管にかかる圧力が少なくなった時の血圧を指し、拡張期血圧ともいわれます。心臓が拡張すると動脈内の血液が減り、血圧が下がります。

このように、血圧は、心臓の収縮力や血管の緊張、弾力性、血液の容積などによっても変化します。また、一日の生活の中でも変動し、その時の体調はもちろん、季節や天候なども影響するのです。

収縮期血圧が140mmHg未満、拡張期血圧が90mmHg未満の値(日本高血圧学会、高血圧治療ガイドライン2009年版)で血圧は正常だとされていますが、これは病院などで測った場合です。病院などで測定すると緊張してしまって、その人の本来の血圧よりも値が高く出てしまう人もいることから、家庭で測る家庭血圧も注目されています。家庭血圧の正常値は、収縮期血圧が130mmHg未満、拡張期血圧が85mmHg未満とされています。

血圧を測るのは利き腕と反対の腕です。正確に測るためには、少なくとも15分間は安静にしてからの状態で測るのが良いでしょう。家庭で血圧を測ったら、毎回その数値を手帳などに記入しておくと、病院へ行った時に参考になります。

血圧が高くなると、さまざまな病気の引き金となります。自分の血圧が正常な範囲内にあるように血圧の管理をおこなって、脳卒中や心臓病などを予防しましょう。

高血圧は心臓を肥大させ動脈硬化の原因になる

血液にはタンパク質や脂質などが含まれていて、液体といっても、かなり粘度が高いです。この粘度の高い液体を毛細血管のすみずみまでスムーズに送るためには、大きな力が必要です。

血圧が高くなると、それまで以上に血液を送り出す力を大きくしなければならないため、心臓は肥大します。血管にかかる負担も大きくなって、動脈硬化が促進されてしまい、血管は詰まりやすくなったり、破れやすくなったりします。

高血圧の原因となること

高血圧症の原因にはさまざまなことが考えられますが、最大の原因となるのは塩分の摂りすぎです。食塩はナトリウムと塩素からできていますが、ナトリウムには体内の水分量を適切に調節する働きがあり、水分と結合する性質があって、血液中のナトリウムが増えると水分も増え血圧が上がります。高血圧の人の場合、1日の塩分摂取量は6グラム未満(日本高血圧学会、高血圧治療ガイドライン2009年版)が目標です。

そのほか日常生活で気をつけることは、規則正しい生活をすることをはじめとして、処方されている降圧剤はきちんと飲む、アルコールやたばこを控える、適度な運動をする、防寒対策をする、などです。

血圧を下がった!

降圧剤でなかなか下がらなかった血圧が体質に合った食材や健康食品で下がったという実際の体験談です。自分の体質に合うものと出会うことで副作用の多い降圧剤を使わずに血圧を下げることになります。

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